オフィス用にAmazonでNEOLEAD ファブリック オフィスチェアを購入しました。
2週間ほど使用してみて、とても良いチェアだと感じましたので、皆さんにその魅力をお伝えしたいと思います。
目次
NEOLEAD ファブリック オフィスチェアの魅力
(良いところ)
➀17,800円(購入時)とゲーミングチェアにしては安価
➁オフィスになじむシックなカラーリング
➂ファブリック素材で通気性が良い
もともと、某有名オフィス家具メーカーのハイバックメッシュチェアを中古でネット購入して使用していたのですが、以下のような不満点がありました。
以前使っていたチェアの不満点
➀ハイバックだがヘッドレストが無いので、後ろにもたれられない
➁肘置きの高さ調節は可能だが、僕にとってベストの高さにならない
➂中古のため、所々にダメージがある
③については中古を購入したため、ある程度覚悟はしていましたが、事前に現物を見れないネット購入のため、写真では分からない細かい傷や繊維のほつれが気になってきました。
②は僕の体格や好みの姿勢の問題もあり、ベストフィットとはいきませんでした。
でもまあ、③と②は許容範囲内ではありました。
問題なのは①でした。
PCに向かってキーボード操作をしている時は問題ないのですが、少し休憩したい時やリラックスしてPCで動画を見たい時などは、ヘッドレストに頭を置いて背もたれ全体に体重を委ねたい状況があります。
が、以前のチェアはヘッドレストが無く、背もたれが肩まである高さのモデルでしたので、浅く座って背もたれの最上部に頭を置いて休息していました。
当然ながら、ヘッドレストではありませんので頭を置く用には作られておらず、固く違和感があります。その状態でうたた寝しようものなら、起きた時に首が痛くて軽いむち打ち症にでもなったかのようでした。
というわけで、快適なオフィス環境を構築するという大義名分の下、下記の選定条件を設定し、新たなチェア選びに取り掛かったのでした。
購入する際に重視した点
①ヘッドレストがある
②ゲーミングチェアっぽい形状
③できればメッシュ素材(無ければファブリック)
④なるべくお値打ち価格なもの(予算の目安3万円)
①は買い替えに至った動機なので当然です。
②についてですが、最近は家に居る時間が長く、YouTubeを視聴する時間も増えました。お気に入りは有名ユーチューバーや、有名ブロガーの人たちの動画なのですが、どうも彼らはレーシングカーのシートのようなデザインの椅子に座っている率が高いことに気が付きました。
調べてみると、それらの椅子は「ゲーミングチェア」と呼ばれ、体を包み込むような形状に(バケットシートという)黒をベースに赤や青の差し色の入ったカラーをしている製品が多いことが分かりました。
「僕がリスペクトするあのユーチューバーも使っているのだから、良いモノに違いない」と思い、ゲーミングチェアで候補を絞る事にしました。
※はい、完全にミーハーな理由です。
③そんなこんなでネットで様々な商品を見ていましたが、その多くは表面の張り材がPUレザーで構成されていました。「PUレザー」とは、合成皮革(フェイクレザー)の一種で、ポリウレタン樹脂で出来ています。いわゆる「合皮」です。
合皮は本革に比べて手入れが楽、値段も手ごろで高級感もそこそこあるのですが、なにせ僕は超が付くほどの汗っかきなのです。
リビングのソファーで経験があるのですが、夏場に革製の椅子に座ると、通気性が今一つのため、触れている部分に汗をかいて背中やお尻が椅子に張り付く現象が発生してしまいます。まして僕のオフィスは真夏は35℃を余裕で越えてくるような環境なので(もちろん冷房は使いますが)、少しでも通気性の良いメッシュ製や布製の張り材の製品を探しました。
④値段に関しては、5万円を超えるようなブランド製品もありましたが、レビューや口コミを頼りにソコソコの値段で評判の良いモノを探しました。
上記条件で検討に検討を重ねる事数か月、ようやく購入に至りました。
注文 ~ 到着 ~ 組立
注文は2020年5月18日にしましたが、品切れのため到着は6月20日でした。まあ僕は急いでなかったので問題ありませんが、お急ぎの方は在庫状況に注意が必要かもしれません。
外箱サイズは66㎝×83㎝×34㎝と堂々たるサイズです。重量もかなりのもので、マニュアルでは大人2名での運搬や組立を推奨しています。
外箱には商品型番、カラーのほか、「MADE IN CHINA」の記載があります。
ちなみに、段ボールが少し臭います。(心配しましたがチェア本体は臭いませんでした。)
箱の内容物です。
部品の他は12ページのマニュアルと簡易な工具が付属していました。
簡易な工具はプラスドライバーと六角レンチを兼ねたもので、もちろん一通りの組み立ては可能ですが、できれば自前の工具があれば作業が捗ると思いました。
それではマニュアルに沿って組み立てを始めましょう。
まずは脚ベースの先端(5箇所)にキャスターを差し込みます。
裏返したら中央の穴にガスシリンダーを差し込み…
シリンダーカバーを被せます。
バケットシート(背もたれ部分)にランバーサポート(腰当て)とヘッドレスト(首当て)と取り付けます。
バケットシート裏からのアングルです。ランバーサポートとヘッドレストはゴムバンド付きのバックルで固定します。
※マニュアルの順番通りに作業しましたが、これらの取り付けは完成後でも可能です。また、好みによっては取り付けず使用することも可能です。
座部シートを裏返し、左右のアームレストをボルトで取り付けます。予めフットレストのフレームが邪魔にならないように引き出しておく必要があります。
※僕はこの作業が一番大変に感じました。
☆大変ポイント☆
・アームレストの左右の見分けが付かない
・アームレストが床に当たるため、台などに乗せる必要がある。
・ボルト穴に繊維のカスが入っているので、締め付けがスムーズにいかない。
引き続き、昇降レバーも取り付けます。
さらに、引き出したフレームの先にフットレストを取り付けます。
脚ベースのガスシリンダーを座部シートに差し込みます。
昇降レバーの穴が見づらいので苦労しました。
バケットシートを左右各2本(合計4本)のボルトで取り付けます。
バケットシートを取り付けたら、金具部分をプラスチック製のカバーで覆い、組立完了です。
完成!
何とか一人で組立が完了しましたが、マニュアルに推奨されているとおり、2名で作業するとスムーズに進むと思います。
所要時間は約40分でした。
座ってみた感想
まず座ってみると、背中とお尻の両サイドにせり出した部分があるため、かなり包み込まれる感があります。僕はゲーミングチェア初体験ですので、少々の違和感を感じますが、慣れれば心地よく体を支えてくれそうです。
そして肝心のヘッドレストですが、背もたれに思いっきり倒れても頭が飛び出すことなく、快適にリラックスした姿勢がとれます。
僕は身長約180㎝の体重約80㎏なのですが、このチェアは縦にも横にも余裕があるように感じられます。(カタログ上の耐荷重は150㎏)
座面のクッションも柔らか過ぎず硬過ぎず、長時間座っていてもお尻が痛くなるようなことはありません。中のウレタンの耐久性については新品のため未知数です。
ファブリック素材もイイ感じで、半袖や短パンで長時間座っても生地が素肌に張り付くことなく快適な座り心地でした。
リクライニングを全倒し、フットレストを引き出した状態にしてみました。
全長は165㎝あり、フルフラットとまではいきませんが、かなり後ろまで背もたれを倒すことができます。これなら仮眠も大丈夫でしょう。ただ、アームレストが連動して倒れるタイプではありませんので、手の置場に少々困りました。
まとめ
使用してみて2週間ほど、初めてのゲーミングチェア購入でしたが、我ながら良いチョイスが出来たのではないかと思っています。
座り心地やリクライニングなどのチェアとしての基本機能の良さは当然なのですが、ライトグレーのシックなカラーがとても気に入りました。
僕の場合、お客様をお迎えする事もあるオフィスでの使用を前提としていますので、よくネットで見かける黒ベースに赤や青の派手なラインの入ったカラーリングは如何なものか…と心の片隅で思っていました。それが本商品のようなカラーであればオフィスの色合いとも上手く調和しています。
僕はAmazonで購入しましたが、ヤフーショッピングや楽天市場での取り扱いもあるようです(値段は変動があるかも知れません)。
また今日現在(2020年7月8日)Amazonを見てみると、同商品のメッシュ生地バージョンが予約受付中になっていました。メッシュの方が通気性がより高いかも知れませんので、お使いになった方は感想を教えて頂きたいです。