4か月前にバスケットシューズ(バッシュ)NIKE ZOOM FREAK1(ナイキ ズームフリーク1)を買って、週1回約2時間の草バスケで使用しました。
ここでは、デザインや実際に競技で使ってみた感想を紹介したいと思います。
NIKE ZOOM FREAK1(ナイキ ズームフリーク1)とは?
アメリカプロバスケットボールNBAのミルウォーキー・バックス所属のスーパースター選手、ヤニス・アデトクンポ(Giannis Antetokounmpo)選手の初シグネチャーシューズです。アデトクンポ選手は211㎝の長身ながらガードの選手のようなスピードとハンドリングスキルを兼備し、すでにNBAではアンストッパブルな存在になっています。
「The Greek Freak -ギリシャの変わり種-」という彼のニックネームの一部を冠し、ZOOM FREAK1は誕生しました。
2019年12月にネット通販で10,000円位で購入しました。事前に実店舗で見掛けて試着したときは14,000円位で売っていました。この記事を書いている2020年4月現在ネット通販サイトを調べてみると、僕が買った当時には売ってなかったカラーや並行輸入モデルもあるようで、値段も8,000円台から23,000円台まであるようです。
デザイン上最大の特徴は、かかとの外側に配置された特大の逆スウッシュでしょう。これは見た目だけでなく、バスケにおける横の動きの際にかかとを安定させるヒールカウンターとして役割もあると思われます。
アキレス腱部分にはヤニスの背番号である34の数字と、彼の母国ギリシャ国旗をデザインしたものが刺繍されています。
シュータンにはヤニスのロゴマークが刺繍され、つま先親指側の擦れやすい部分には補強のためかポリウレタンのようなものが貼り付けられています。
アッパーはメッシュが採用されており、通気性は悪くないと思いました。
フィットについては、他のナイキのバッシュにあるようなEPラスト(幅広モデル)ではないため、典型的なアジア人の足型の僕にはやや狭く感じました。
靴底は薔薇のようなパターン(青部分)と幾何学模様のようなパターン(白部分)が組み合わさっています。ラバーのような素材で出来ていて、特に滑りやすいといった不具合は感じませんでした。
草バスケの競技に10回(約2か月)ほど使用後、内くるぶしの縁部分が擦れて破れ、中身の白い物が露出してしまいました。使用には全く問題ありませんでしたが、青地に白はカナリ目立つように感じたので、糸で縫い付けたのちに透明タイプのボンドで補強しました。
ひとつ前に履いていたバッシュNIKE PG2 EPの29.0㎝が僕の足にジャストフィットでいい感じだったので、今回のZOOM FREAK1も29.0㎝をチョイスしました。もちろんEPラストではないので多少の窮屈さは予想していましたが、デザインに魅了されたのと、29.0㎝より大きなサイズの在庫が無かったため、注文に踏み切りました。結果としては、PG2より少々窮屈ではあるものの、無理なレベルではないので現在まで履き続けています。
内くるぶしの縁が擦れて破れたことについては、僕の走り方が原因かも知れませんし、まあ許せる程度に補修も出来たので特に気にしていません。タウンユースの場合ではまず破れないと思います。
NBAの新しい顔になったヤニスの選手としての人気を度外視しても、履きやすく良いバッシュだと思います。売れているのも納得です。総じて、良い買い物だったと思っています。ただ、人気があるので試合会場などで他の人とバッシュが被るのが最大の欠点かも知れません。