前回の記事でレビューしたバスケットボールシューズ「ナイキ カイリー7 EP」(NIKE KYRIEⅦ EP)ですが、今度は使用4ヶ月で破損するという悲しい事件が発生してしまいました。
今回も破損の詳細や、それまでの使用状況などを皆様にお伝えしたいと思います。
【カイリー7 EP】の実際に破損した写真
右足前方から2番目のシューレースホール部分(ヒモ通し部分)が破損してしまい、ヒモを通す事が出来なくなりました。左右の前から2つのシューレースホール部分は、樹脂っぽいパーツの裏側にループ状のヒモ通しが付けられている構造になっていて、靴ヒモを締めることで前足部を左右から包むようにホールドしてくれる仕掛けになっていました。
ヒモ通しが壊れてしまうと、当たり前ですがヒモを通せませんので、本来ヒモを通す部分をスキップすることになり、足を正常にホールドする事が出来ません。
ファッション目的の普段履きシューズならそれでも良いかもですが、激しい動きを伴う競技時に使用するシューズですので、この状態での使用は中止し、新しいシューズを発注しました(泣)。
出費は痛いですが、壊れたシューズが原因で息子に怪我をされたらモット痛いですからね。
破損までの使用状況
・使用開始:2021年6月22日
・破損日:2021年10月31日
・練習時間:平日2時間×週3回、土日4時間×週2回=週14時間
・途中緊急事態宣言下による練習自粛期間有り(3週間)
・概算使用時間:約16週×14時間=224時間
・学年:小学5年生(男子)
・身長:148㎝
・体重:43㎏
・プレースタイル:ドライブ多め
おおよその使用時間と使用者の体格等は上記のとおりです。息子は特別体が大きい訳でもなく、ドライブが多いプレースタイルではあるものの、まあ通常のバスケのプレー範囲内の使用であったと思います。
今回は壊れた事は本人が気付いたそうですが、やはり壊れた瞬間の自覚は無く、気付いたらパーツが壊れていたととのことでした。
その他ダメージの状況(通常使用は可能)
全体の様子です。
まあ流石にダメージ感は否めないです。履く人のプレースタイルや走り方・足運びのクセにも依るとは思いますが、スレ傷が多いです。
気になったのは、履き口の表地と裏地の接合部の生地が破れたという事です。
生地が破れて中身が露出してしまっています。柔らかくて足当たりの良いファブリック地ですので、摩擦には強くないのでしょうか?
これがもし、アッパーや内側クッションがブラック色ならば気にならなかったかも知れませんが、他の色だと露出した中身のブラックが目立ちますよね。白系のアッパー色でしたら、大目立ちですわ。
逆に、アウトソール(靴底)の耐久性は優秀だと感じました。このシューズは「XDRソール」という屋外コートでも使用できる程の耐久性を持ったアウトソールを使用しているので、ある程度は期待していましたが、正直、期待以上でした。前足部の横端部分に多少の摩耗が見受けられますが、それ以外はとても良い状態です。
屋外コート用の高耐久ソールだからと言って固すぎる訳でもなく、一般的な板張りの体育館のフロアでも、キチンとグリップ力を発揮してくれました。
これは…僕(父親)自身の次のバッシュを購入する際にも大いに参考にせねば。と、思いました。
これらのスレ傷や履き口の破れは、シューズとしてのパフォーマンスには影響が無く、通常使用が可能な範疇ではあるとは思います。
が、どうせなら高耐久の方が良いのは言うまでもありませんね。
まとめ・感想
今回のカイリー7は、おそらく息子が履いたバッシュの中で一番高額なモデルであったので、壊れたのは父親的に結構ショックでした。(息子本人はそうでもなさそうですが…)
やっぱりアシックスが壊れにくいかなあ、次のバッシュが壊れたらアシックス履かせるかなあ。と本気で思っています。
今のところ、息子はNBAスターのシグネチャーモデルならば何でも良いみたいな事を言っているので(UAのジョエル・エンビートのモデルが履きたいと言っていた。が、近場の店には売っていなかった。)、アシックスがNBA選手と契約してくれれば良いんじゃ?とも思っています。
その昔、(確かマイケル・ジョーダンのブルズが三連覇した頃と記憶)アシックスがアイザイア・トーマスと、ミズノがスパッド・ウエッブ(ねるとん紅鯨団でCM見た)とシューズ契約していた時代もありましたね。
今後、現在NBAに所属している八村選手や渡邊選手、はたまた次世代の日本人NBA契約選手が誕生するかも知れません。その時は、日本のシューズメイカーも再びNBA進出してくれたら嬉しいですね。
日本のメーカーさんへ。
NBA選手との契約、お願いしますよ。
(モニターもしますってば。)
この記事が皆さんのバッシュ選びの参考になれば幸いです。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。